どうも、こんにちは。ハリーです。
今回は『ハリーポッター』シリーズ初心者向けガイドと銘打って、まだハリーポッター観たことがないよ、あまり詳しくないよという方にむけて、ハリーポッターの魅力をお伝えしようと思います。
きっと、ハリーポッターの世界へ足を踏み入れるためのガイドになるでしょう。
それでは、いきましょう。
Contents
『ハリーポッター』とは?
『ハリーポッター』シリーズはイギリスを舞台に、魔法使いの少年ハリーの学園生活を中心に描くファンタジー。2020年現在、映画シリーズが8作品、スピンオフが2作品あります。
これまで魔法のことなど一切知らなかった11歳の少年ハリーと一緒に、イマジネーション溢れる魔法使いの世界を体験するファンタジーであると同時に、ハリーの両親を殺した悪の魔法使いヴォルデモートとの対決も描く重厚な作品でもあります。
原作は同名の小説で、作者のJ・K・ローリングが1997年に第一巻『ハリーポッターと賢者の石』をこの世に生み出しました。
瞬く間に世界的なベストセラーになり、シリーズ7作品の累計発行部数は5億冊を超えて世界で最も売れたシリーズになりました。
もちろん、映画シリーズも大ヒットを記録し、映画シリーズ10作品の累計興行収入はなんと1兆円を突破しています。
『ハリーポッター』シリーズの魅力
想像力を刺激される数々の魔法
HARRY POTTER characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights © J. K. Rowling. © 2001 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
『ハリーポッター』シリーズの一番の魅力は何と言ってもイマジネーションあふれる魔法の数々です。
ハリーたち魔法使いは杖を使って火を灯したり、箒で空を飛んだり、暖炉に飛び込んで遠くの場所へ一瞬で移動したりと、数えきれないほどの魔法を使いこなします。
さらにハリーたちが通うホグワーツ魔法魔術学校にもそこら中に魔法が仕掛けられています。
勝手に動いて形を変える階段に、壁にかけられた肖像画は何故かおしゃべり、魔法でありえない形に育つ植物、だれも入り方を知らない開かずの部屋などなど。
奇想天外な魔法に満ち溢れた学園生活は一瞬で私たちを魔法世界に連れていってくれます。
一度、観れば必ず魔法世界のとりこになってしまうはず。
学園生活を通じた青春成長ストーリー
https://www.cinematoday.jp/news/N0096905
ハリーたちが通うホグワーツでは、学生たちはみんな寮生活をします。
子どもたちは入学時に組み分け帽子という不思議な喋る帽子によって4つの寮に振り分けられ卒業までずっと同じ寮で学ぶことになります。
相部屋の仲間たちとくだらないイタズラを仕掛けあったり、夕食後、暖炉を囲んで談笑したり、寮対抗のスポーツ大会に情熱を燃やしたり。
ハリーたちと一緒に学園生活を過ごしているような素敵な時間を味わえます。
ときには、寮同士でいがみ合いから騒動に発展したり、青春の苦い恋物語だったり、誰もが似たような思い出や経験をしたことがあるのではないでしょうか。
緻密すぎる世界観
一体全体、J・K・ローリングはどうやってこんな物語を作り上げたんだ。
『ハリーポッター』の世界は本当に緻密に作りこまれているんです。
作中に登場する何気ないアイテムのひとつひとつに図鑑に乗せることができるようなほどしっかりとした背景設定があり、掘れば掘るほど味わいが出てきます。
魔法使いたちが普段どうやって過ごし、何を食べ、どう仕事をしているのか。
シリーズを重ねるごとに魔法使いたちの世界への理解が深まっていくことで、どんどん作品世界から抜け出せなくなってしまいます。
登場人物も記号的なキャラクターはひとりもいません。
一見、特異な人物も、しっかりとその人の生い立ち・性格・好みがあり、物語があります。
自分の親友のように思えるキャラに出会えたり、親の仇のように憎らしいキャラだったり、きっと心に残るキャラクターに出会えます。
シリーズを時系列で簡単にご紹介
『ハリーポッター』シリーズは、基本的に1作品で主人公たちの1年間の学園生活を描きます。ハリーたちは11歳でホグワーツに入学するので、11歳から17歳までを描かれることになりますね。
ただ、最終学年にあたる『ハリーポッターと死の秘宝』だけは、あまりにもスケールの大きな物語になっているので、映画版ではPART1、PART2に分割されて製作されました。
学年ごとにストーリーが進んでいくので、公開順に観ていくことをオススメします。
順番の覚え方はこちら
『ハリーポッターと賢者の石』:2001年公開
(C)2001 WARNER BROS.ALL RIGHTS RESERVED
幼いころに両親を亡くし、親戚の家で寂しく暮らしていたハリー。
11歳の誕生日、突然訪ねてきた大男ハグリッドに自分は魔法使いだと告げられる。そして、魔法使いの子どもたちが通う学校、ホグワーツへと行くことになる。
はじめて目にする魔法や寮生活に戸惑いながらも友達とのロンやハーマイオニーと友情を深めていく。
やがて三人は学園のどこかに隠されているという”賢者の石”の噂を耳にすることに…。
『ハリーポッターと秘密の部屋』:2002年公開
(C)2002 WARNER BROS. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C)WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED.HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C)J.K.ROWLING.
新学期直前、ハリーの前に屋敷しもべ妖精のドビーが現れ、「学校に戻ってはいけない」と警告される。忠告を無視して学校へ行くと、マグル生まれの生徒ばかりが襲われ石にされるという事件に出くわす。
ハリーたちは事件の謎を追ううちに学園の創設者のひとりサラザール・スリザリンが作ったという「秘密の部屋」が事件に関係していることを突き止めるのだが…
『ハリーポッターとアズカバンの囚人』:2004年公開
(C)2004 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C)J.K.R.
3学年になったハリーたち。世間は監獄アズカバンから脱獄したシリウス・ブラックの話題で持ち切り。
ハリーたちは新任のルーピン先生のもと「闇の魔術に対する防衛術」の授業に励む。
やがて、シリウスがかつての父の親友であり、シリウスの裏切りによって両親が殺されてしまったことを知ったハリーは…
USJのアトラクションの舞台であるホグズミート村が初登場したのも本作
『ハリーポッターと炎のゴブレット』:2005年公開
(C)2005 Warner Bros. Entertainment Inc Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R
100年ぶりに開催されることになった伝統ある3大魔法魔術学校の対抗戦に出場することになったハリー。本来は14歳のハリーには出場資格はないはずだが…
そこにはヴォルデモート卿の怪しげな陰謀があった。
シリーズの折り返しに位置する本作。ド派手な魔法合戦と宿敵ヴォルデモートとの邂逅とシリーズでも屈指の派手さを誇ります。
『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』:2007年公開
(C)2007 Warner Bros. Entertainment Inc. Harry Potter Publishing Rights (c) J.K.R.
闇の帝王ヴォルデモート卿が復活した!
唯一復活を目撃したハリーだが、頭の固い魔法省の役人は信じてくれない。ホグワーツには魔法省の息のかかったドローレス・アンブリッジが闇の魔術に対する防衛術の先生として就任する。強権的な校則を乱発して生徒たちを苦しめる。
ハリーたちはアンブリッジに抵抗し、来るべき闘いのときに備えて「ダンブルドア軍団」を結成する。秘密裏に魔法の訓練に励むのだが…
『ハリーポッターと謎のプリンス』:2009年公開
(C) 2009 Warner Bros. Ent.Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R.
Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
ヴォルデモート卿との最終決戦のときが迫っている。ダンブルドア校長はヴォルデモート卿の過去を知る人物 ホラス・スラグホーン をホグワーツに招く。
ハリーは「半純血のプリンス」と署名された不思議な古い教科書を見つける。そこには教科書にはない様々な魔法が記されており、ハリーは次第に本のとりこになっていく。
そして、ダンブルドア校長とハリーはヴォルデモート卿の謎に迫る旅に出る。
原題は「 Harry Potter and the Half-Blood Prince 」。邦題は配慮して謎のプリンスになっています。
『ハリーポッターと死の秘宝PART1』:2010年公開
(C) 2010 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
ホグワーツの最終学年となったハリー。夏休みを開けてもハリーは学校に戻らず、ヴォルデモート卿を打倒するための途方もない旅に出かける。
親友のロンとハーマイオニーもともに旅に出てくれたが、ほとんど手掛かりもなく困難な旅路に、次第に仲間割れを起こしてしまう。
シリーズでも特に明るいシーンが少なく、魔法界全体を支配しようとするヴォルデモート卿が作品全体にも暗い影を落としている。
『ハリーポッターと死の秘宝PART2』:2011年公開
(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS (C) J.K.R. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C) WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED
映画『ハリーポッター』シリーズの完結編!
分霊箱をめぐる争奪戦は熾烈を極める。ヴォルデモート卿はあらゆるところに魔の手を伸ばし、ついにはホグワーツも支配下に置かれてしまう。学園に残ったハリーの仲間たちは必死の抵抗をするが。
そして、ハリーとヴォルデモートは最後の決戦を始める。
スピンオフでさらに世界が拡がる:『ファンタスティックビースト』
70年前の世界を描く『ファンタスティックビースト』シリーズ
『ハリーポッター』シリーズは『ハリーポッターと死の秘宝』で完結しましたが、ハリーポッターの世界を広げるスピンオフシリーズが展開中です。
本編の約70年前の世界を舞台に、魔法生物学者のニュート・スキャマンダーを主人公にした物語です。主人公のニュートをオスカー俳優のエディ・レッドメインが演じたことでも話題になりました。
シリーズでは魔法生物学の教科書の著者として登場する主人公ニュート。さらに、本編では過去の歴史として語られる出来事についても描かれるファン垂涎のシリーズ。
スピンオフ『ファンタスティックビースト』シリーズは全5部作の予定。
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』:2016年
(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
1926年のニューヨーク。魔法生物学者のニュート・スキャマンダーが不思議なトランクを片手に訪れた。
しかし、トラブルでトランクに詰め込んだ魔法生物たちがあちこちで騒動を引き起こし、ニューヨークの街は大混乱に。
一方、街では魔法の根絶をもくろむ秘密結社セーラムが暗躍しており…
ハリーポッターの魔法ワールド初心者にも楽しめるワクワクの魔法と、シリーズの歴史的な事件を紐解く必見の作品。
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』:2018年
(C)2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
Wizarding World TM Publishing Rights (C) J.K. Rowling
WIZARDING WORLD and all related characters and elements are trademarks of and (C) Warner Bros. Entertainment Inc.
アメリカからイギリスへと戻ったニュートは、強大な悪の魔法使いグリンデルバルドが逃げ出したことを知る。
恩師であるダンブルドアの命を受けて、パリに向かったニュートは魔法生物とともにグリンデルバルドの行方を追うことに。
おわりに:アナタも魔法の世界を覗いてみたくなった?
どうですか?ハリーポッターの魔法世界を体験してみたくなりましたか?
『ファンタスティックビースト』シリーズ3作目の公開が2021年に予定されているので、それまでにシリーズを復習して最新作に備えましょう。
アナタもハリーポッターの世界に飛び込もう!
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