どうも、こんにちは。
はりー(@hcinemadowntown)です。
今回は『ハリーポッターと賢者の石』の感想と解説を紹介していきます。
J・K・ローリング生み出した『ハリーポッター』シリーズは、世界中の人々に夢と勇気を与えていて、
今も多くの人に愛されています。
今回はそんな魔法の物語の原点である『ハリーポッターと賢者の石』を取り上げていきます。
ハリーが初めて魔法に出逢う物語を一緒に見ていきましょう。
Contents
あらすじ
10歳の少年ハリー・ポッターは幼い頃に自動車事故で両親を亡くして、叔母のダーズリー家で育てられました。
階段下の物置で生活して、息子のダドリーからいじめられ、寂しい生活を送っていました。
ある日、ハリーのもとにフクロウが手紙を届けに来ました。中身はホグワーツ魔法魔術学校の入学案内でした。
なんと、ハリーは魔法使いだったのです。
そして、両親は自動車事故ではなく、ヴォルデモート卿という悪い魔法使いに殺されたと知ります。
ホグワーツに入学したハリーはロン、ハーマイオニーという魔法使いの親友ができ、見たこともない魔法の授業や魔法使いのスポーツクィディッチに取り組んだりと楽しい学校生活を送っていました。
そんな中、ヴォルデモート卿が手にしたものは不老不死になれるという賢者の石を狙っていることを知ります。
ヴォルデモート卿の野望を阻止するため、ロン、ハーマイオニーと一緒に賢者の石を探しはじめました…
登場人物たち
『ハリー・ポッターと賢者の石』の主なキャラクターを紹介していきます。
▼キャストのオーディション秘話が気になるかたはこちら▼
ハリー・ポッター:ダニエル・ラドクリフ
IMDBより
本作の主人公”生き残った男の子”。叔父のダーズリー家で育てられ、11歳になるまで自分が魔法使いであることを知らなかった。ヴォルデモート卿を撃退したときに受けた呪いのせいで、額に稲妻型の傷跡がある。丸眼鏡をかけている。
ホグワーツ魔法魔術学校ではグリフィンドールに所属。仲間思いで類まれなる勇気を持っているが、少々短気。
演じたのは、ダニエル・ラドクリフ。
近年はたっぷりとヒゲを蓄えた姿がトレードマークに。「スイス・アーミー・マン」メニー(死体役)や、「グランド・イリュージョン2 見破られたトリック」ウォルター・メイブリー、「ガンズ・アキンボ」マイルズなど個性的な役を多く演じている。ミュージカルでもたびたび主演を任されており、美声を轟かせている。
ロン・ウィーズリー:ルパート・グリント
IMDBより
ハリーの一番の親友。純血の魔法使いウィーズリー一家の六男。
ハリーと同じくグリフィンドール生。ムードメーカー的な存在で周囲を和ませているが、出来のいい兄たちにはコンプレックスを感じている。
演じたのは、ルパート・グリント。
近年はNetflixオリジナル「Sick Note~診断書で人生復活?!~」、「サーヴァント ターナー家の子守」などドラマでも活躍中。
ハーマイオニー・グレンジャー:エマ・ワトソン
IMDBより
ホグワーツ一の才女。マグル生まれ、両親は歯医者さん。生真面目で頑固。
ハリーたちと同じくグリフィンドール生。
演じたのは、エマ・ワトソン。
近年は、実写版「美女と野獣」ベルや「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」のメグなど話題作が続いている。フェミニストとしても精力的に活動している。
ドラコ・マルフォイ:トム・フェルトン
IMDBより
純血の魔法使いのなかでも名家といわれるマルフォイ一家の長男。スリザリン生。
生粋の純血主義者で、ハリーとはライバル関係。
演じたのは、トム・フェルトン。
近年の出演作は、「猿の惑星: 創世記」ドッジ・ランドン、「オーフィリア」レアティーズ、YouTube Premium「オリジン」ローガンなど。
ハリポタ愛がつよいことでも知られており、当時のキャストとの交流の様子をたびたびSNSで紹介してくれる。
アルバス・ダンブルドア
IMDBより
ホグワーツ魔法魔術学校の校長。魔法に関する研究や闇の魔法使いを撃退したことなど、数々の業績をあげていて、”20世紀で最もいだいな魔法使い”と称される。
茶目っ気たっぷりで、常に穏やかに人と接する。
ルビウス・ハグリッド
IMDBより
ホグワーツ魔法魔術学校で森の番人を務める半巨人。ホグワーツを退学になった過去があり、魔法はあまり得意ではない。
魔法生物をとても愛しており、知識も豊富。
ハリーが初めて出会った魔法使いであり、ハリーの良き友人である。
セブルス・スネイプ
IMDBより
ホグワーツ魔法魔術学校で魔法薬学を担当する教授。スリザリンの寮監でもあり、ハリーたちグリフィンドール生を目の敵にしている。闇の魔術への造詣も深い。
ヴォルデモート卿
ハリーの宿敵。かつて「純血主義」を掲げて死喰い人たちを率いて、半純血やマグルに友好的な魔法使いたちを虐殺し、魔法界を支配しようとした。
ヴォルデモート卿の支配に対抗したハリーの両親も殺し、幼いハリーにも死の呪いをかけようとしたが打ち破られ、魔力と肉体を失ってしまった。
『ハリーポッターと賢者の石』ネタバレあり感想
魅力的で想像力を刺激される魔法世界
IMDBより
『ハリーポッターと賢者の石』の一番の魅力は何と言っても、想像したこともないような魔法使いたちの世界の素晴らしさ。
ハリーが訪れるダイアゴン横丁には、見たことも聞いたこともない魔法道具や書籍、奇妙で不思議な魔法生物が居並んでいて、いつまででも時間を忘れて過ごしてみたくなります。
キングスクロス駅には魔法使い専用のホームがあるなんて、誰が知っていたでしょうか?
11歳になるまで魔法のことなんて一切知らなかったハリーにとっては、見るもの全てが新鮮で刺激的なものばかり。映画を見ているわたしたちもハリーと同じように見たこともない魔法にワクワク・ドキドキ、一緒に魔法世界を体験している気分になれます。
『ハリー・ポッターと賢者の石』を観たその日からアナタもホグワーツの生徒になってしまうんです。こんな素敵なことってありますか?
イギリスらしい伝統的な生活と建物
IMDBより
ホグワーツ魔法魔術学校では、生徒たちは4つの寮に分かれて、一年のほとんどを学校の中で過ごします。
さながら英国の伝統的な寄宿学校の生活を見ているよう。
学生寮では同室の仲間と夜な夜な語り合ったり、談話室でくつろいだり。
放課後は部活動に励む。魔法使いの部活動は特別。一番人気はクィディッチ。箒に乗って空を飛びながらのドッグファイトは手に汗握る迫力!ハリーと一緒に空から急降下する気分が味わえます。
自分がどの寮になるか、ホグワーツでどんなことをして過ごそうか、ついついそんなことを妄想させてくれるほど、ハリーたち魔法使いの学生生活が豊かに描かれています。
主な舞台となるホグワーツ城は、英国を代表する建物の数々がロケ地として使われています。例えば、ハリーたちがパンプキンジュースを飲んだり・チェスで遊んだりしていた大広間は、オックスフォード大学のクライストチャーチで撮影されていますし、ホグワーツの中庭のシーンは、ダラム大聖堂で撮影されています。
イギリスらしいホグワーツ城を歩くだけでもワクワクしますよね。
名だたる俳優陣が脇を固める
『ハリーポッター』シリーズは英国を代表するような名優たちが沢山出演しているのも魅力のひとつ。
まず、ホグワーツ魔法魔術学校の先生方が早々たるメンバー。
一作目・二作目でダンブルドア校長を演じたリチャード・ハリスはアイルランドを代表する名優。
マクゴナガル先生を演じたマギー・スミスは言わずと知れた名女優で賞レースの大常連。
魔法薬学のスネイプ教授を演じたアラン・リックマンは英国アカデミー賞とエミー賞の受賞経験あり。
ハリーに杖を授けるオリバンダーを演じたジョン・ハートなど、画面に登場するだけで画が引き締まる名俳優ばかり。
いずれもハリーポッターの世界からそのまま抜け出してきたようなほど、キャラクターに命を吹き込んでいます。
友情や勇気が持つ力を教えてくれる
IMDBより
ハリーはいつも誰かの為に勇気を発揮するんですよね。
ドワーフが学校に侵入したとき、真っ先に取り残されたハーマイオニーの元へ駆けつけるし、仲間が侮辱されるのには黙っていない。仲間を思うからこそ力が湧いてくるってすごいですよね。
思えば、ハリーがヴォルデモート卿を二度も退けることが出来たのは、自分を犠牲にしてハリーを助けた母リリーの愛の魔法でした。
終盤、ネビルが規則を破って寮を抜け出そうとするハリーたちを止めようとするシーンにはグッと来ました。引っ込み思案なネビルが、なけなしの勇気を振り絞って仲間に立ち向かう姿は、彼なりに仲間を思っているからの行動。物語の中では小さな行動ですが、大切なことを教えてくれる場面でした。
ハリーポッターシリーズは、誰かのために行動すること・仲間で助け合うことの意味を教えてくれる作品です。
『ハリーポッターと賢者の石』重要アイテムの解説・伏線紹介
こちらの記事では、『ハリーポッターと賢者の石』に登場する重要なアイテムの解説やシリーズの伏線を紹介しています。
映画シリーズと原作小説の違うところを解説
こちらの記事では『ハリーポッターと賢者の石』の映画版と原作本とで設定や展開が違うポイントについて紹介しています。
『ハリーポッター』シリーズを視聴できる動画配信サイト
『ハリーポッター』シリーズは、2020年10月現在動画配信サービス「Hulu」でシリーズ全8作品が配信中。
こちらの記事でHuluのカンタン登録方法について紹介しています。気になる方はチェック
おわりに
今回は『ハリーポッターと賢者の石』をレビューしました。
初めて未知のものに出会うドキドキ、仲間と過ごすかけがえのない時間、愛や勇気、ほんとに沢山のものを与えてくれる作品です。いつまでもこの世界で過ごしていたいと思ってしまう。
このさきもハリーたちには新しい魔法、素敵な出会い、強大な試練が待ち受けています。アナタもハリーたちと一緒にワクワク・ドキドキしてみてください。
アナタも魔法の世界に飛び込もう!