どうも、こんにちは。
はりー(@hcinemadowntown)です。
今回は女優の咲妃みゆさんの魅力と現在の活躍について紹介します。
咲妃みゆさんと言えば、宝塚歌劇団の雪組元トップ娘役。可憐な歌声と熱のこもったお芝居で人気を博した元タカラジェンヌ。
卒業後は歌手、女優として舞台やミュージカルを中心に幅広くご活躍されています。
さらに、『窮鼠はチーズの夢を見る』大倉忠義さん演じた主人公:大伴恭一の妻:知佳子役や、『結婚出来ない男』森山桜子役などテレビや映画での活躍が増えて来ていますよね。
行定勲監督も“逸材”と評価!
今回は、咲妃みゆさんのことをはじめて知った・詳しくなりたいという方に向けて、咲妃みゆさんの魅力・オススメの作品を紹介していきます。
それでは、いきましょう。
Contents
咲妃みゆさん(ゆうみちゃん)のプロフィール
咲妃みゆ公式サイトより
名前 | 咲妃みゆ(さきひみゆ) |
生年月日 | 1991年3月16日 |
出身地 | 宮崎県 |
身長 | 160cm |
愛称 | ゆうみ |
所属 | ユニバーサルミュージック |
子供の頃から体を動かすことが大好きで、小学五年生のころからクラシックバレエを習い始める。
中高一貫校では合唱部に所属。そのころは宝塚のことは知っていたものの受験までは考えていなかった。
大学受験を控え進路に悩んでいたとき、父親から「同世代の女の子が夢に向かって頑張っている姿を一度見てきなさい」と背中を押されて受験を決意。超難関である宝塚音楽学校へ一発合格。
2010年、宝塚歌劇団入団し、月組に配属。三年目には龍真咲・愛希れいか大劇場お披露目公演『ロミオとジュリエット』で新人公演ヒロインに抜擢され、その後も明日海りお主演バウホール公演『春の雪』でヒロインを経験。
2014年、雪組に組み替え。その後、早霧せいなの相手役として雪組トップ娘役に。
宝塚らしいヒロイン力と熱量のあるお芝居で人気を博す。2017年3月『幕末太陽傳』にて惜しまれつつ退団。
その後は、歌手、ミュージカルなどで活躍。『窮鼠はチーズは夢を見る』では映画初出演を果たす。
芸名の由来は、いとこの好きな漢字と本名から。
咲妃みゆさんのインスタからかわいいお写真をいくつか紹介
咲妃みゆさんの公式Instagramから素敵な画像をいくつか紹介。
宝塚時代に相手役だった早霧せいなさん(ちぎさん)とのツーショット。
舞台『ゴースト』でヒロインのモリーを演じられた際、ちぎさんが応援にこられたときの一幕。退団後も、交流が続いているのが素敵ですね。
ちょうど、新型コロナで自粛期間が続いていた頃のお写真。ほっこりします。
ビルボードライブ東京で開催された『Billboard Live presents Premium Musical Selection』でのオフショット。
バッチリとドレスアップされた姿が目にまぶしい。
咲妃みゆさんの魅力
ここからは、咲妃みゆさんの魅力を歌とお芝居の面から紹介していきます。
歌が魅力的:ディズニープリンセスのような歌声
まずは、この曲を聴いてみてください。宝塚歌劇団を対談された直後に行われたソロコンサート「First Bloom」で披露した「自由への扉」です。
『塔の上のラプンツェル』で主人公のラプンツェルが外の世界を夢みながら退屈な塔の上の生活をなんとか工夫して楽しく過ごそうとするときに歌っている曲。
短い楽曲の中で、日常への退屈、外への期待と不安と複雑に変化していく主人公の心境を見事に表現されてますよね。
そして、なによりまるでディズニープリンセスのようなキラキラとして、生命力に溢れた歌声がとても魅力的。低音ボイスというわけではないのですが、とても芯のある歌声を持たれています。
こちらは劇団四季出身のミュージカル俳優の海宝直人さんとデュエット。アラジンより「A Whole New World」。
ジャスミンの新しい世界へ飛び出そうというときの高揚感と胸の高鳴りがこちらまで伝わってきます。
そして、2020年9月9日にセカンドアルバム「MuuSee」を発売されて、歌手としてのますますの活躍が期待されますね。
ぜひとも、ディズニープリンセスの吹き替えをやってほしい!絶対に似合うと思ってます。最近、同じく元タカラジェンヌの明日海りおさんが実写版『ムーラン』でムーランの吹き替えをされたことですし、可能性はある…と思いたい。
お芝居の熱がすさまじい:魂を掴むような演技力
(C)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
とにかく、お芝居・セリフのディティールが凄い!たった一つのセリフや仕草で、その役柄の生きてきた人生が垣間見えるほど。
憧れに胸をときめかせるプリンセスも、貧しい暮らしでも堅実に生きてきた田舎娘でも、都会の風を感じさせるクールな大人の女性まで、どんな役柄も自由自在。
そして、なにより観客の魂を鷲掴みするような熱量のこもったお芝居。『窮鼠はチーズは夢を見る』でも、大倉忠義さん演じる恭一に離婚を突き付けるときの圧・凄みは圧倒的でした。短い登場時間でしたが、印象に残った方は多いのでは?
オススメの咲妃みゆさん出演作品・楽曲
ここからは、咲妃みゆさん出演作品から、オススメ作品を紹介していきます。
『窮鼠~』や『まだ結婚出来ない男』で彼女を知って、宝塚詳しくないよって方向けに、見どころや注目ポイントも合わせ紹介していきますね。
比較的動画配信サービスで見やすい作品をピックアップしています。
『春の雪』:宝塚時代の出世作
Amazonより
一作目は宝塚時代の彼女の出世作になった『春の雪』です。三島由紀夫の最後の長編作品「豊穣の海」四部作の第一巻「春の雪」をミュージカル化したもの。主演は明日海りおさん。
関わり合う人々の性(さが)によってどうしようもなくこじれて絡まっていく関係性をひたすらに美しく幻想的な美術で表現していく作品。
咲妃みゆさんは、この作品で侯爵家の嫡子・松枝清顕と禁断の恋に落ちる幼馴染で伯爵家の令嬢・綾倉聡子を演じています。
見どころは、ゆうみちゃんの魂を絞り出すような演技。圧巻の一言で、初見時は鳥肌が止まりませんでした。
他の出演者の演技・歌唱も見事でお芝居の世界観や画の美しさなど完成度の高い作品です。
『窮鼠はチーズは夢を見る』の知佳子の凄みに圧倒された人にはオススメ。
『ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—』:ルパンと宝塚の奇跡の融合
宝塚歌劇団公式サイトより
お次は、トップ娘役としての大劇場お披露目公演となった『ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—』です。
お馴染みルパン一味がベルサイユ宮殿で行われる”マリー・アントワネットの首飾り”の展示会に潜入。首飾りを盗もうとした瞬間、一味はフランス革命前夜のパリへとタイムスリップしていた!そこでおこるルパン一味はマリー・アントワネットを巻き込んだドタバタ劇を繰り広げる。
咲妃みゆさんが演じたのは、フランス王妃マリー・アントワネット。華やかな衣装を見事に着こなしつつ、時代に翻弄されて移り変わっていくマリーの心情を見事に表現しています。
ルパン映画ではお馴染みの展開と、宝塚らしい華やかでゴージャスな舞台を見事に融合させた、誰が見ても楽しい作品に仕上がっています。
『まだ結婚できない男』
(C)カンテレ
三作目に紹介するのは、2019年のドラマ『まだ結婚できない男』です。
阿部寛さん演じる偏屈・独善的・皮肉屋の建築家・桑野と、彼のまわりの人々の結婚と人生についての物語をコミカルに描いた作品。
咲妃みゆさんは、桑野が経営する建築事務所に仕事を依頼する住宅プロデュース会社の社員を演じています。皮肉屋の桑野に負けず劣らず、ときたま毒を吐く気の強い女性。
これまでのゆうみちゃんが宝塚で多く演じてきた役柄とは違って、とても現代的で普通の感覚を持った役柄で、とても楽しそうに演じられているのがわかります。
序盤から登場するキャラですが、彼女がお話のメインになる7話・8話は注目。素敵なウエディングドレス姿が見られます!
おわりに
Metropolitana TOKYOより
今回は『窮鼠はチーズは夢を見る』に出演された大注目の女優・咲妃みゆさんを紹介しました。
キラキラとハツラツとした歌声・熱量のあるお芝居で、これからの活躍も期待される女優さん。
この記事ですこしでも彼女のことを知ってもらえたら嬉しいです。
それでは、また次の作品でお会いしましょう。