【名悪役】シリウス・ブラックを演じた俳優ゲイリー・オールドマンを紹介【ハリーポッター】

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今回は『ハリーポッター』シリーズで主人公ハリーの後見人シリウス・ブラックを演じた俳優、ゲイリー・オールドマンについて特集します。

ゲイリー・オールドマンといえば、独特の渋みと存在感から数々の作品で見事な演技を披露してきた名俳優。

ハリーポッターシリーズにおいては、シリウス・ブラックという作中でも屈指の人気キャラを演じ、長年の苦悩による歪みとハリーへの愛情の間で葛藤する難しい役柄を見事に演じていました。

今回は、彼のキャリアを振り返りつつ、おすすめの作品をピックアップして紹介していきます。

それでは、いきましょう。

Contents

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ゲイリー・オールドマンのプロフィール・キャリア

https://www.cinematoday.jp/news/N0102172
名前ゲイリー・オールドマン Gary Leonard Oldman
生年月日1958年3月21日
出身地イングランド・ロンドン
国籍イギリス

1979年、俳優を志し、ローズ・ブルフォード・カレッジの奨学金を勝ち取る。演劇の学士号を取得。その後は、舞台役者としてキャリアを積む。

映画デビューは1982年の『Remembrance』。1986年には『シド・アンド・ナンシー』でセックス・ピストルズのベーシスト、シド・ビシャスを演じて注目される。

高い演技力と迫力から数々の悪役を演じてきた。一時期、悪役ばかりのイメージに悩んでいた時期もある。『ハリーポッターとアズカバンの囚人』で演じたシリウスが好評を博し、以降は悪役に限らず主人公を支える役柄なども多く演じることに。

役者仲間からの評価が非常に高く、彼に影響を受けたと公言する後輩役者も多い。「ハリーポッター」シリーズで主人公ハリーポッターを演じたダニエル・ラドクリフや、ブラッド・ピットなど。

高い演技力を評価されながらも、ながらくアカデミー賞とは縁がなかったが、2011年『裏切りのサーカス』で主演男優賞に初ノミネート、その後2017年『ウィストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。

作中で殺された回数なんと17回!?

ゲイリー・オールドマンは、迫力と凄みのある演技力から数々の作品で悪役をこなしています。

悪役の宿命として最後は死亡してしまうことが多いですが、なんとゲイリー・オールドマンは自身のキャリア中に17回も死亡しているのです。

米国のトークショーConanに出演した際に、彼の変わった死に様が特集されて話題になりました。

あまりの見事な死にっぷりにご本人も爆笑。

動画でピックアップされた順
  1. 『スパイラル・バイオレンス』:雨の降る森の中で銃殺
  2. 『SIN-狂気の果て』:銃殺ののち流砂に飲み込まれる
  3. 『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』:死の魔法アバダ・ケダブラを受ける
  4. 『ドラキュラ』:首を切られる
  5. 『ハンニバル』:イノシシに喰われる
  6. 『フィフス・エレメント』:宇宙船の爆発に巻き込まれる
  7. 『エアフォース・ワン』:首をへし折られて、飛行機から放り出される
  8. 『トゥルー・ロマンス』:股間を撃ち抜かれる
  9. 『ステート・オブ・グレース』:お腹を複数回撃たれる

ゲイリー・オールドマンのおすすめ出演作品6選

ここからは、彼の出演作品から公開年順におすすめ作品を紹介していきましょう。

『レオン』(1994)

©1994GAUMONT/LES FILMS DU DAUPHIN

仏出身のリュック・ベッソン監督ハリウッドデビュー作。

麻薬売買のトラブルに巻き込まれ一家を皆殺しにされ、12歳にして天涯孤独となった少女マチルダ(ナタリー・ポートマン)と、マンションの隣の部屋に住んでいた孤独な殺し屋レオン(ジャン・レノ)。レオンの部屋に転がり込んだマチルダは、家族を殺した麻薬取締官スタンフィールド(ゲイリー・オールドマン)への復讐を誓う。

ゲイリー・オールドマンが演じたのは麻薬取締局の刑事でありながら、裏では麻薬の密売を取り仕切っているという悪徳警官スタンフィールド。女・子どもにも容赦なく手にかける残虐ぶり。

とくに注目なのは、スタンフィールドの初登場シーン。麻薬をくすねたマチルダの父を捕まえるため部屋に乗り込んで来た場面です。

乗り込む直前に麻薬をキメて、ハイになりつつ、陽気にでも瞳は冷酷に闊歩する姿はゾクゾクするほどの迫力。要注目です。

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『フィフス・エレメント』(1997)

©1997 GAUMONT.ALL RIGHT Reserved.

二作目に紹介するのもリュックベッソン監督作。

1914年、エジプトのピラミッドで、世界を救う5番目の要素「フィフス・エレメント」が発見される。そして300年後、ニューヨークで退役軍人のコーベン(ブルース・ウィリス)とオレンジ色の髪をした謎の美女(ミラ・ジョボビッチ)が出会い、ふたりは地球の滅亡をかけた争いに巻き込まれていく。

本作でゲイリー・オールドマンが演じたのは、武器商人のゾーグ。頭を半分剃り上げ、透明のカバーで覆うという奇抜なスタイルに目を引かれる。

哲学的な講釈を垂れたと思えば、サクランボをのどに詰まられ死にかけるなど、賢いんだか、バカなのか掴みどころのない役を演じている。

『ハリーポッターとアズカバンの囚人』(2004)

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

(C)2004 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C)J.K.R.

次はハリポタシリーズ屈指の人気を誇るシリーズ三作目『ハリーポッターとアズカバンの囚人』です。

ハリーたちはホグワーツ三年目、巷では凶悪な囚人シリウス・ブラックがアズカバンから脱獄したというニュースでもちきり。しかも、シリウスはヴォルデモート卿の信奉者で、ハリーの命を狙っているらしい。

ゲイリー・オールドマンが演じたのはシリーズ屈指の人気者シリウス・ブラック。

当初は両親が死ぬキッカケになった憎い仇と思われていたが、シリウス自身もはめられていたことが判明。実はハリーの両親の同級生で、父親のジェームスとは親友関係だったシリウス。ハリーの名付け親である彼は、以降ハリーの精神的な支えとして様々な形でサポートしていくことになります。

苦労した人生からすこし偏屈になってしまいながらも、内に秘めた正義感が溢れる難しい役どころを見事な存在感で演じています。

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『ダークナイト』(2008)

ダークナイト

(C)2008 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

次に紹介するのはクリストファー・ノーラン監督が手掛けたバットマンシリーズから『ダークナイト』。

バットマンはゴードン警部補、デント検事と協力し、表裏の両面からゴッサムの犯罪撲滅のため奮闘していた。そんな中、狡猾な手口で犯罪を繰り返すジョーカーがあらわれたことで、街は再び混沌に飲み込まれようとしていた。

ゲイリー・オールドマンが演じたのはゴッサムシティの犯罪撲滅に汗するジム・ゴードン警部補。

バットマンとは友情にも似た信頼関係を築きながらも、のちに決別するまでを落ち着いた佇まいで演じている。

『裏切りのサーカス』(2011)

Jack English (C) 2010 StudioCanal SA

時代は、東西冷戦下。英国情報局(通称サーカス)とソ連情報部はしれつな情報合戦を繰り広げていた。

かつてサーカスに所属していた老スパイ・スマイリーのところにある任務が下される。それは、組織に潜む二重スパイ<もぐら>の正体を暴くこと。過去の記録をたどり、証言を拾う中で、アkレがたどり着いた裏切り者の正体とは。

ゲイリー・オールドマンが演じたのは一線を退いた老スパイ、ジョージ・スマイリー。

彼がもつ渋さ・重厚さを全力で活かした演技が高く評価され、この作品ではじめてアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされました。

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『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)

ウィンストン・チャーチル

(C)2017 Focus Features LLC. All Rights Reserved.

第二次世界大戦中、ナチスドイツが台頭する中でイギリスの新首相に任命されたウィンストン・チャーチル。

フランスがドイツに敗北し、ヨーロッパ大陸で戦闘をしているイギリス軍も窮地に追い込まれる。そんな情勢の中、チャーチルはナチスとの和平交渉や徹底抗戦か難しい選択を迫られることに。首相就任からダンケルクの戦いまでの濃密な27日間を描く。

ゲイリー・オールドマンは実在の人物を演じるため、特殊メイクに毎日4時間費やしました。高い演技力で評価され、第90回のアカデミー賞主演男優賞を獲得しました。

おわりに

今回は数々の名キャラクターを演じてきた俳優ゲイリー・オールドマンを特集しました。

年齢を重ねてますます渋さと色気を増している彼。さらなる傑作の登場を期待してやみません。

それでは、また次の作品でお会いしましょう。

 

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