どうも、こんにちは。
はりー(@hcinemadowntown)です。
今回は、シリーズ3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の中で、ハーマイオニーが使用していたアイテム逆転時計(タイム・ターナー)の解説です。
物語の後半でシリウス・ブラックを救出するためにハリーとハーマイオニーは逆転時計を使って過去に時間を遡ります。
本記事では、シリウスを救出するまでのハリーとハーマイオニーの行動を時系列順に追いかけていきます。
それでは、いきましょう。
本記事は『ハリーポッターとアズカバンの囚人』のネタバレを含むので、ご注意ください。
Contents
逆転時計とは?
Amazonより
逆転時計(タイムターナー)とは『ハリーポッターとアズカバンの囚人』で初登場した魔法アイテム。
使用すれば過去と行き来できる強力な魔法道具。
見た目は、金色の細長い鎖の先に金色のリングにキラキラした砂が入った砂時計が取り付けられている。
【使い方】:砂時計を一回転させると一時間だけ時間を遡れる
【注意点】:過去の自分に目撃されてはいけない
【時系列】シリウス・ブラック救出まで
According to @MinaLima, the Time-Turner was inspired by _____. Take a guess & head to @wbtourlondon for the answer! pic.twitter.com/MMj3O7LMl2
— Harry Potter Film (@HarryPotterFilm) March 24, 2016
アズカバンに移送されてディメンターのキスを執行(実質の死刑)されることが決まったシリウスを救うため、ハリーとハーマイオニーは逆転時計を使う決意をします。
ダンブルドア校長のアドバイスで逆転時計を三回まわして、三時間だけ時間を巻き戻します。
ここから、巻き戻した時間でのハリーとハーマイオニーの行動を辿っていきましょう。
ダンブルドア校長のアドバイスから
スタートはホグワーツの医務室から。
ハリーとシリウスがディメンターに襲われたところを謎の人物に助けられ、気絶したハリーが医務室に運び込まれたところ。
ハーマイオニーはハリーを起こして逆転時計を使用します。巻き戻す時間は三時間。
ちなみにロンは、人狼に襲われたときの怪我でお留守番。
ハーマイオニーが逆転時計を使用すると、ハリーとハーマイオニー以外の周囲の光景がビデオの逆再生のように。
戻った時間は7時30分。その時間に元の自分たちが居た場所ヘ向かいます。
ハグリッドの小屋
向かったのはハグリッドの小屋。
道の途中では、ちょうどハリーたちがマルフォイたちと揉めて、ハーマイオニーがマルフォイに一撃かましたところ。
ここで、二人は処刑される前のバックビークを目撃。
思い出すのは、ダンブルドア校長が言った“上手く行けば罪なき命をひとつならず救える”という言葉。
二人はシリウスだけでなくバックビークも救う決意をします。
ここで、バックビーク処刑の立会いに魔法省大臣ファッジがやって来ました。
ハグリッドの小屋にいる元の自分たちは、それに気付かない。
ハーマイオニーは咄嗟に小屋の中に石を投げ込む。ここで、元の時間で突然飛び込んできた石は、ハーマイオニー自身の仕業だったことがわかります。
ファッジがバックビークの姿を目撃したことを確認してから、二人はバックビークを逃がします。
ダンブルドア校長は全てを見通していたのか、適当な話でファッジの気を逸らしてくれました。
暴れ柳
次に暴れ柳の場面。
元の時間では、暴れ柳の下の隠し通路から繋がる叫びの部屋でピーター・ペティグリューを尋問した場面。
元の時間の面々が暴れ柳まで戻ってきたところでルーピン先生が満月を見て人狼化して暴れ出します。
人狼から元のハリーを救うため、狼の遠吠えの声マネをしてルーピン先生の気を引くハーマイオニー。
こっちに向かってきたルーピン先生は、バックビークが追い払ってくれました。
吸魂鬼ディメンターとの邂逅
© Warner Bros. Entertainment Inc
水場に追い詰められた元の時間のハリーとシリウス。
空を埋め尽くすほどのディメンターが二人に覆い被さります。
今にも魂を引き抜かれそうになる二人を見て、ハリーは飛び出して守護霊魔法エクスペクト・パトローナスを唱えます。
すると、まばゆい光と共に牡鹿の守護霊が現れ、ディメンターの群れを追い払いました。
元のハリーが目撃した謎の人物は自分自身でした。
シリウスが幽閉された塔
そして、アズカバンへ移送するために
塔に監禁されていたシリウスをバックビークに乗って助けにいきます。
魔法で檻を壊し、シリウスを助けだすことに成功。
シリウスはハリーにかつての親友の面影を感じ、慈しむように頬を撫でます。
ハリーとシリウスは固く絆を確認しあい別れます。
シリウスはバックビークの背に乗り、ホグワーツを去って行きました。
ふたたび医務室
そして、ふたたび医務室へ戻るふたり。
作戦の成功をダンブルドア校長に告げても、ダンブルドアはおとぼけ。
ロンはさっきまで部屋に居たはずの二人が、次の瞬間に扉の外から現れて戸惑うばかり。
ハリーとハーマイオニーは、無事に尊い2つの命を救うことが出来ました。
時系列のまとめ
ハリーとハーマイオニーの行動は以下の通り。
- 医務室で逆転時計を使う
- ハグリッドの小屋へ向かう
- 小屋の中へ小石を投げ込む
- バックビークを連れ出す
- 暴れ柳へ
- 遠吠えでルーピン先生の気を逸らす
- バックビークがルーピン先生を追い払う
- エクスペクト・パトローナスを使う
- バックビークでシリウスが幽閉された塔へ
- シリウス、バックビークに乗って逃亡
- ハリー、ハーマイオニーは医務室へ戻る
まとめ:2つの尊い命が救われた
今回は、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』で、無実のシリウス・ブラックを救うため、ハリーとハーマイオニーが逆転時計を使ったときを時系列順で振り返りました。
前半を奇妙な展開が、キレイに伏線として回収されていく痛快なシーンですよね。
ハーマイオニーが使った逆転時計は、シリーズのその後を描いた『ハリー・ポッターと呪いの子』でも重要なアイテムとして登場します。最強・チートとも言われる逆転時計に思わぬ落とし穴が存在することがわかる貴重なエピソード。
気になる方はこちらもチェックしてみてください。
今回は以上です。
アナタも魔法の世界に飛び込もう!