どうも、こんにちは。
はりー(@hcinemadowntown)です。
アナタは映画館で映画を見るときにパンフレットを買ったことはありますか?
今回は、映画のパンフレットとはどんなものなのか、どんなことが掲載されているのかについて紹介していきます。
それでは、いきましょう。
Contents
パンフレットの値段の相場
パンフレットの相場は、“600~1000円”。豪華版や特典付だと2000~3000円することも。
決して安い値段ではないですが、次に紹介する内容を読めばついつい手にいれたくなること間違いなし。
あらすじ・登場人物紹介
ほとんどのパンフレットに掲載されるのが、あらすじと登場人物の紹介ページ。
登場人物のプロフィールや、キャラクター同士の関係相関図が載っている場合もあり、内容のおさらいには便利!
監督や出演俳優のインタビュー
パンフレットで必ずといっていいほど、掲載されているのが監督や出演俳優のインタビュー。
監督のインタビューでは、作品に込めた熱量や作品のテーマについて熱く語ってくれています。作品を深く理解するのに役立ちますよね。
ほかにも出演俳優を起用した理由や、演出のこだわりなど、監督の作家性が垣間見えるインタビューも。
俳優さんのインタビューだと、役作りや、作品のテーマへの解釈といった真面目な話題から、共演者の印象や撮影中の裏話・こぼれ話なんかが語られていることもあります。
作品だけでなく、共演者との関係性や撮影中の雰囲気を知ることが出来るのでファンにはたまらないです。
美術・衣装・音楽のこだわり紹介
ファンタジーやSF作品のパンフレットには、よく“コンセプトアート”と呼ばれるものが収録されています。
“コンセプトアート”とは、作品のデザインや雰囲気を視覚化してスタッフと共有するするために作られるもの。
本来、制作陣しか目にしないものを収録しているなんて、とても貴重です。
衣装関連だと、作品によっては衣装の詳細デザインが掲載されていることも。作中ではちらっとしか移らないアクセサリーなども載っているので、マニア心がくすぐられます。
本編で採用されなかった初期デザインの衣装も掲載されていることもあり、作品が完成するまでの過程も垣間見えますね。
音楽についても作曲家自ら、テーマ曲の解説をしてくれている場合もあり、より作品世界へ入り込んでいくことが出来ます。
アニメ映画の場合だと、名場面の絵コンテが掲載されていることも。
記録的な大ヒット中の『鬼滅の刃 無限列車編』のパンフレットには、作中の大一番の戦闘シーンの絵コンテが掲載されていました。絵コンテの時点から熱量がビシビシと伝わってきます。
評論家やライターのレビュー
制作陣以外のコメントやコラムが掲載されているパンフレットもあります。
映画評論家やライターさんの独自レビューなどは、作品をまた違った角度で楽しむ助けになります。
作品が社会問題などをテーマにしているときは、その社会問題の専門家がコメントを寄せてくれることもあります。専門家の視点から、一歩引いた観点で作品について語っているので、作品の背景を理解するのにうってつけ。
近年独創的な映像美で話題になったクリストファー・ノーラン監督作『TENET テネット』のパンフレットでは、作品のキーワードである“時間の逆行”という物理現象について、物理学者の山崎詩郎さんが物理学者の視点から詳細な解説を行ってくれていました。
ネタバレありの詳細解説・小ネタ集
なかにはパンフレットで作品のネタバレ全開にしているものもあります。
複雑な謎解きや伏線が大量に張り巡らせてある作品の場合だと、パンフレットで謎や伏線の詳細解説をしている場合があります。
アリ・アスター監督のホラー映画『ミッドサマー』では、作中に散りばめられた細かな伏線やモチーフについての完全ネタバレ解説が掲載され、話題になりました。
詳細解説を読んで、作品をバッチリ理解したあとにもう一度鑑賞するのも楽しいものです。
ただ、うっかり上映前にネタバレ食らわないように注意ですね。
パンフレットはいつから入手できる?
パンフレットが欲しくなってきたアナタにはこちらの記事をオススメ。
パンフレットが購入出来る期間について解説しています。
まとめ:パンフレットは素晴らしい
- 登場人物紹介
- 監督・俳優のインタビュー
- 美術・衣装などのこだわり
- 評論家のレビュー
- ネタバレあり解説
今回は映画のパンフレットに掲載されている内容について紹介しました。
楽しかった作品、感動した作品の思い出として。難解な作品をより理解する手助けとして、役立つはず。
アナタもパンフレットを手にとってより映画を楽しみましょう。
パンフレットを入手してみたくなった方はこちらの記事もチェック。購入前に収納・整理方法を確認しておくとスムーズですよ。