どうも、こんにちは。
はりー(@hcinemadowntown)です。
今回は『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に登場した怪物バジリスクについて解説していきます。
ホグワーツの創設者のひとりサラザール・スリザリンが隠したという「秘密の部屋」。
そこには、スリザリンの真の継承者のみが操れる恐ろしい怪物バジリスクが潜んでいました。
本記事では、バジリスクの生態と、作中で運悪くバジリスクと遭遇してしまった者たちについて紹介していきます。
それでは、いきましょう。
本記事は、『ハリーポッターと秘密の部屋』のネタバレを含みますので、ご注意下さい。
Contents
バジリスクとは?
wrnerbros.co.jpより
ホグワーツ魔法魔術学校の創設者のひとりサラザール・スリザリンが、秘密の部屋に隠した古代の怪物。恐ろしき蛇。
樫の木ほどの太さの胴体に、強力な皮膚は魔法を跳ね返す。猛毒の牙と視線を合わせたものを即死させる恐ろしい力を持っている。
スリザリンの真の継承者にのみ従い、50年前にはトム・リドル(のちのヴォルデモート卿)が使役した。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』においては、トム・リドルの日記に操られたジニー・ウィーズリーによってマグル出身者の魔法使いを襲うために使役された。
バジリスクの被害者
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、秘密の部屋に住む古代の怪物バジリスクによって、生徒に犠牲者が出てしまいます。
どの生徒が犠牲になり、なぜ石化で済んだのか振り返っていきましょう。
ミセス・ノリス
wrnerbros.co.jpより
ホグワーツの管理人アーガス・フィルチの愛猫。
ホグワーツの廊下を我が物顔で散歩していたところを、バジリスクに睨まれ石化してしまった。
ミセス・ノリスの石化の第一発見者になったのがハリー・ロン・ハーマイオニーの三人だったので、フィルチはハリーが犯人に違いないと激怒した。
ミセス・ノリスが石化で済んだのは、廊下に吹き込んだ雨によってできた水たまり越しにバジリスクを見たから。
ジャスティン・フィンチ=フレッチリー
(C)2002 WARNER BROS. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C)WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED.
ハリーたちと同級生でハップルパフに所属しているマグル出身の生徒。
ミセス・ノリスが石化して、「ハリーがスリザリンの継承者である」というウワサを信じていた。
決闘クラブで行われたハリーとマルフォイの決闘にて、マルフォイがサーペンソーティア(ヘビよ出よ)の呪文でヘビを出した。ロックハート先生がヘビを消そうと呪文を放つが失敗。
呪文を受けて飛び上がったヘビは、見学していたジャスティンのところへ。ハリーはヘビに話しかけて止めようとする。しかし、パーセルタングが分からない生徒たちにはハリーがヘビをけしかけているように見えていた。ジャスティンもハリーに向かって怒り心頭だった。
この騒動で、生徒たちの間で、「次の犠牲者はジャスティンだ」と囁かれるようになる。
そして、実際にジャスティンが石化する事件が行ってしまったので、ハリーの疑惑が深まることになってしまった。
ジャスティンがバジリスクに見つめられて石化で済んだのは、廊下をさまよっていたほとんど首なしニック越しにバジリスクを見たから。
ほとんど首なしニック
グリフィンドール寮に憑いているゴースト。正式な名前は、ニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン卿。生前は王宮勤めだったが、魔法使い狩りにあって処刑された。その際、首が完全に切れなかったので、このあだ名がついた。
たまたま廊下をさまよっていたところをバジリスクに睨まれて、石化してしまった。
しかし、ニックはすでに死亡しているゴーストなので、死ぬことはなかった。
コリン・クルービー
ハリーたちの一学年下でグリフィンドールに所属しているマグル出身の生徒。
ホグワーツ入学前からハリーポッターの大ファンで、同じグリフィンドールに組み分けされたことに大興奮していた。
趣味は写真で、つねにカメラを持ち歩いてハリーや同級生の写真を撮りまくっている。
コリンがバジリスクに睨まれても石化で済んだのは、バジリスクをカメラ越しに見たから。その証拠にカメラのフィルムが焼け焦げてしまった。
ハーマイオニー・グレンジャー
(C)2002 WARNER BROS. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND (C)WARNER BROS. ALL RIGHTS RESERVED.
ハリーの親友で、ホグワーツ一の才女。ハーマイオニーもマグル出身である。
ハリー・ロンの三人で秘密の部屋について調査している中で、マルフォイが怪しいと睨んでポリジュース薬を飲んでスリザリン寮に潜入した。ハリーはゴイル、ロンはグラッブに変身した。
ただし、ハーマイオニーはミリセントのローブについてペットの猫の毛を薬に入れてしまったので、猫人間に変身して潜入には参加できず。
その後も調査を続け、ハーマイオニーはいち早く真相に気づき対策を講じていた。
ハーマイオニーは、一連の事件の犯人がバジリスクであることを突き止め、廊下を曲がるときに常に手鏡で進路を確認しながら行動していた。つまり、ハーマイオニーがバジリスクに睨まれても石化で済んだのは、鏡越しにバジリスクを見たから。
ハーマイオニーが石化したときに、握りしめていた本のページにバジリスクの記載があったことで、ハリーたちは真相にたどり着き、事件を解決することが出来た。
嘆きのマートル
ホグワーツの2階の女子トイレに住むゴースト。もともとはレイブンクロー生だった。
50年前に、トム・リドルが秘密の部屋を開いたときの唯一の犠牲者。
いじめられっ子で、50年前のその日も2階女子トイレの個室で泣いていたところ、男の声がするのに気づき、注意しようと飛び出したところをバジリスクに睨まれ一瞬で死亡。
しかし彼女の証言が、ハリーが秘密の部屋を見つけ出すヒントになった。
バジリスクの最後
秘密の部屋でバジリスクと対決することになったハリー。
そこにダンブルドア校長のペットであう不死鳥のフォークスが古びた組み分け帽子を持って現れました。即死能力を持つバジリスクの両目を、フォークスがくちばしでつついて潰してくれたおかげででハリーは目を開けて行動出来ました。
ですが、相手は魔法の効かないし、巨大な体に猛毒の牙を持つ恐ろしい怪物。ハリーは防戦一方でした。
大ピンチのなか、古びた組み分け帽子からハリーは剣を取り出しました。それは、真のグリフィンドール生だけが組み分け帽子から取り出すことができる「グリフィンドールの剣」でした。
その剣でハリーはみごとにバジリスクを倒します。
そして、バジリスクの猛毒の牙を使ってバジリスクを操っていたトム・リドルの日記を破壊しました。
おわりに:マンドレイク薬で助かる
今回は『ハリーポッターと秘密の部屋』に登場する秘密の部屋に住む古代の怪物バジリスクについて解説しました。
映画の中でバジリスクの犠牲になってしまったのは3人と一匹でした。
- ミセス・ノリス:水たまり越しに
- ジャスティン・フィンチ=フレッチリー:ほとんど首無しニック越しに
- コリン・クルービー:カメラ越しに
- ハーマイオニー・グレンジャー:手鏡越しに
ラストは、薬草学のスプラウト先生がマンドレイクから作った石化解除薬で、みんな無事助かりました。
今回の記事は以上です。
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